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Q. MagicBagは水を吸収するとなぜ膨らむのですか? |
- MagicBagの中に吸水性ポリマーが入っています(赤ちゃん用おむつにも使用)。ポリマーには特有の性質として、吸水による高い膨潤性、流動性、不透水性があげられ、これらにより吸水膨張するのです。
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Q. 1袋20kgになるということは、何リットルの水が必要か? |
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Q. 水をかけるだけでも膨らむのか? |
- 水をかけても膨らみます。急ぎの場合は水に浸けたほうが、吸水が早くなり、膨らみ効果が上がります。
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Q. 水が吸収するまでどの位時間がかかりますか?
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- 水に浸けた場合、約5~6分ほどで膨らみます。未使用製品を使用場所に置いておいて、雨や下からの水の流れにより吸水していく場合は、10~15分ぐらいかかります。(吸水環境により差があります)
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Q. 水温・水質により吸水速度に影響がありますか?
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- 影響があります。通常使用は水温20℃を基準としている。水温6℃以下、1℃以上および雪解け水にも吸水膨脹しますが時間がかかります。50℃以上は避けて下さい。
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Q. 膨張した状態は何日保つのか? |
- 吸収膨張後は気象条件にもよりますが、晴天にて約5~7日で水分の蒸発により、原形サイズに戻ります。膨張後、雨が降り続いている状態や水に使っている状態(吸水持続)であれば膨張したままです。
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Q. MagicBagは油も吸収するのですか?
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Q. MagicBagは海水にも使えますか?
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- 本商品は通常水仕様(MR-01)ですので、塩分給水用ポリマーが入っている海水仕様(MR-11)をご使用ください(受注生産)。
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Q. 一度使ったマジックバッグは繰り返し使えますか? |
- 一度吸水したポリマーは吸水能力が落ち、乾燥後は基本的には再利用はできません。
ただし、一度使用後、乾燥途中での再利用は、ポリマーが若干水分を再吸収して10~30%位復元します(気温、吸水状況など環境によって差があります)。
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Q. 使用後の処理はどうしますか? |
- 使用後のポリマーは紫外線によりポリアクリル酸ソーダ(食品添加物にも使用)に分解されます。環境汚染の心配はありません(厚生省告示第20号適合)。
- 水分を給水してゲル状になったポリマーは、10~20%濃度の塩化カルシウム(融雪材)溶液や食塩水に浸すことにより溶解します。薬剤、溶液を袋に振りかけるか、または浸しポリマーを脱水させた後、乾燥焼却するか、一般ごみとして廃棄(厚生省告示第20号適合)してください。または、麻袋をナイフなどで裂き内部のゲルを取り出した後、麻袋は乾燥焼却し、ゲルは溶液にて処理、廃棄(無害)してください。
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Q. 使用の注意点? |
- 流速、流量により崩れる場合もありますので、通常の土嚢と同等以上の積上げ・配列をしてください。
- 水中に沈めた状態での使用はできません。
- 製品の外袋は麻袋を使用しているので、袋を傷つけないよう注意してください。
- 内容物は人体に触れても無害ですが、路面等に流出すると滑りやすくなるので注意してください。
- 淡水用マジックバッグは海水やアルカリ性の水では吸水能力がありません。
- 給水していないポリマーを袋から出した場合の注意事項:
? 目に入った場合:大量の水で洗い流してください。
? 皮膚付着の場合:水で十分に洗い流してください。
? 飲み込んだ場合:生理食塩水を飲ませ嘔吐させてください。
? 吸入した場合:新鮮な空気の場所へ体を移してください。
いずれも異常を感じた場合は直ちに医師の診察を受けてください。
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Q. ポリマーは人体に無害ですか?
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- 使用されているポリマーは、紙おむつのポリマーと同様で毒性がありませんので、人体に触れても環境に対しても無害です。
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Q. どのような場所で使うのか? |
- 店舗・家屋への流入防止
- 地下道への流入防止
- 溜り水の処理(吸水材として)
- 給排水工事現場等での出水の緊急吸水
- マンホール・ビット内の除水
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Q. 耐用期間と保管は? |
- ダンボール箱、ビニールバックで密閉してありますので、保管環境によりますが約2~3年間保存可能です。
- 専用のスペースは特に必要ありませんが、高温多湿の場所を避け、じか置きにせずスノコなどの木を敷いて保管してください。
- 20枚入りのパッケージで1坪で約2000枚以上の保管が可能。
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Q. 一般土のうとの違いは? |
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MagicBag
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従来の土のう
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保管 |
1坪で2000枚保管可能 |
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麻袋以外に土砂などの準備 |
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運搬 |
一般車両でも可能(緊急用の携行可能) |
トラック、専用車両が必要 |
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設置 |
軽量で迅速に誰でも設置可能 |
重労働、設置時間がかかる |
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使用 |
水をかける、または浸けるだけ |
土砂などの詰込み作業 |
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処理 |
食塩水処理、乾燥焼却 |
後処理作業が重労働 |
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